辛い失恋を経験した際、人はさまざまな方法で失恋の傷を癒そうとします。
ひとりで静かに過ごす。友達に慰めてもらう。映画をひたすら見る。旅に出る…など。
そんななかで、オススメしたいのは、本を読むことです。
なぜ失恋したからといって、本を読むことをオススメするのでしょう?
実は本を読むことで精神的にリラックスする効果があるという科学的な根拠があるんです。
海外の研究で読書をする際に筋肉の緊張状態や心拍数をはかったところなんとストレスが68%も減ったことがわかったのです。
今回は失恋をして辛い、苦しい時期を乗り越えるためにおすすめの本をご紹介していきます。
別れて時間も出来たから本を読んでみるのもいいかも。
失恋した心を本を読んで癒そう
本を読むことでストレス解消になり、癒やされる効果があるとお伝えしましたが、それでも失恋したばかりのタイミングでアツアツの恋愛モノなんて読めないですよね。。そんな失恋したときにぴったりの本を3つ厳選してみました!
これまで本を読んだこと無い人もいるかと思います。そんな人こそ読んでみるべきです。
今やスマホ一台で色んな漫画が読めたり、動画が見れますがスマホって意外と邪魔になる外の情報がいっぱい入ってきてしまうんです。本なら文字を読むことだけに集中できるのでその分感情豊かに想像しながら物語には溶け込むことが出来るのです。
しかしなかには、「失恋で身も心も疲れ切っているときに読書なんて…」とお考えになる方もいらっしゃるでしょう。
失恋で何をする気力もないときだからこそ、本を読んでみるべきなんです。失恋は確かに辛い経験ですが、落ち込んでばかりいるのは健康的ではありません。
少しでも建設的に前進できるよう、なにか生産性のあることをするのは有意義なことです。
読書をすることによって、強制的に気持ちが前を向き、思いのほか早く失恋の痛手から立ち直れるかもしれませんよ。
すぐに読むべき【失恋のおくすり】
タイトル:失恋のおくすり
出版:アスペクト文庫
発売日:2013年02月12日
ページ数:140ページ
価格:597円~
失恋して辛く、苦しいときにとっておきの名言集です。偉人や賢人達のメッセージが心に響きます。
「愛さないよりは、愛して失うほうがいい。」(テニソン)
「もっと愛するほかに、恋の治療薬などありはしない。」(ソロー)
ゆっくりとした口調で語りかけて、心にスッと響いてきます。自分の恋愛とも重ね合わせながら胸が熱くなるようなメッセージが凝縮されていいます。
以下、口コミ
悲しくて素直な気持ちになれないときは、名言に寄せられた作者のコメントも煩く感じてしまうけれど、きっと時間が経てば素直に受け取れるはず。それまでは名言だけ読もうと思います。集められた言葉たちは素晴らしいです。挿し絵も眺めていると穏やかな気持ちになれそうです。
失恋に関する名言集です。 ただむしろこの本で注目すべきなのは、名言に寄せている作者のコメントだと思います。 じんわりと胸にくるコメントは、読んでいて失恋の癒しになる。 何度も読んで、かみしめています。
※引用 :【読書メーター】
失恋短編集【くまちゃん】
タイトル:くまちゃん
出版:新潮文庫
発売日:2011年10月28日
ページ数:384ページ
価格:649円~
この本を読んで失恋から立ち直った人が続出!ふる/ふられる、でつながる男女の輪に、学生以上・社会人未満の揺れる心を映した共感度抜群の「ふられ」小説。今の自分にぴったりの本です。決してネガティブな内容ではなく、むしろ清々しくなる一冊です。
以下口コミ
失恋してしばらく本当に落ち込んできたけど、この本を読んで、立ち直ることができた。「私たちはいつか恋をする。骨折よりやけどより急性アルコール中毒より、手痛い思いをしたというのに。」失恋を人間としての深みと肯定的に捉えさせてくれた一冊。本当になんなのさ!!って思うし、すぐには許せないけど、それでも大丈夫前に進もうって思える、そんな素敵な本に出会えた。
乙女相談室の章が一番胸に響いた。自分も前向いて頑張ろうと思えた。いっときでも関わった人と別れるのは大変で、もう自分はなんの魅力も取り柄もなく存在否定されている気がするぐらい辛いのに、それでも立ち直ってまた恋をするのだ。自分もまた誰かを必要として必要とされた時に恋するんだろうな。
※引用 :【読書メーター】
選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の婚活論
タイトル:選ばれる女におなりなさい デヴィ夫人の婚活論
出版:講談社
発売日:2019年2月6日
ページ数:2104ページ
価格:1,100円~
テレビでよく見かけるデヴィ夫人。恋愛と関係あるのか?と思われるはずですが
実はデヴィ夫人の激動の人生感はとても恋愛に参考になります。
嫌みな感じはなく、恋愛をもっと自由に気楽に楽しむという姿勢が伝わってくるはずです。ぜひ、試しに読んでみてください。
まず、デヴィ夫人ってこんなにも凄い方だったのかと驚愕した。テレビで見るタレントのデヴィ夫人しか知らなかったため、過去の経歴は素晴らしく、またそれを築く上での努力を怠らない姿勢、女性としての在り方など勉強になった。
バイタリティ溢れるデヴィ夫人。美しいだけでなく、人並みならぬ努力も重ねたからこその人生を歩んでいらっしゃるんだろう。読んでいるだけでなんだか元気を貰える一冊でした。
※引用 :【読書メーター】
本を読めないぐらいに落ち込んでいる時はどうしよう。鬱かな。。
失恋で落ち込んだ気分から抜け出せない方へ
失恋の傷を癒す助けになる、オススメの本をご紹介しました。 またそんな人おすすめなのが、本ではなく、音です。ヒーリング効果があるBGMというのがyoutubeやSpotifyで聞けるので目を瞑って音で癒やされてみるのも良いかもしれません。
どの本も、失恋して落ち込んだときに読むと、心が楽にあったり、学びになったりする素晴らしい作品です。
失恋した際はもちろん、恋愛や婚活につかれたときにも、読むのにオススメの本となっていますよ。
そんなときは無理せず、まずはリラックスして、自分が一番気持ちを楽にできる環境を整えてください。
失恋の経験は、幾つになっても容易に乗り越えられるものではありません。
周りに慰めてくれる人がいなくて寂しい、何をする気力もない、人間不信になった…という人もいれば、思いつめて「もう死んでしまいたい!」とまで考えてしまった、という人もいるでしょう。
しかし、辛い経験を乗り越えた先に、きっと素晴らしい出会いや、未来がまっているんです。
しばらくは落ち込んで何をする気にもなれないかもしれませんが、少しずつでも前に進んでいけるよう、本を読んだり、旅行に行ったり、失恋を乗り越える試みを実行してみてください。
今回ご紹介した本のほかにも、感動して涙を流せる本は、失恋の時に読むのにオススメ。
涙を流すという行為は、ストレスを緩和したり、リラックした状態を作れたりと、心のデトックスになるんです。
失恋によって人生に立ち止まってしまった人は、たくさん涙を流してココロも身体もスッキリさせて、新しい人生に向かって歩んでいきましょう!