ブームが落ち着いたいまがチャンス!ジェネコン、山コン、宙コン?“あえて”行きたい“進化形”街コンとは?

一時はニュース番組などでも取り上げられ、社会現象にまでなった「街コン」ですが、メディア露出も含め最近ではあまり耳にしなくなりました。

「男女比がめちゃくちゃ」「交際、結婚への真剣さに個人差がありすぎる!」という参加者の声や「人は来るけど実は赤字」「イベント日しか人が来ない」という飲食店側からのネガティブな声も聞かれるようになりました。「街コンブームは終焉へ」という雰囲気もあるようですが、実はこの「街コン」、こうした反省を踏まえて正常進化を遂げているんです。

ブームが落ち着いたいまだからこそ行きたい「進化形街コン」をご紹介しましょう。

いつの間に!?街コンが「使える」イベントに進化?

ブームが去って、さまざまな反省を踏まえて街コンはより婚活に結びつく実用的なものに進化しています。たとえば、男女比については主催者がかなり気を遣って調整するようになり、ブーム時のように稀少な女性に男性が群がる、特定のお店に人が集中するというようなことはなくなっているようです。

男女比やニーズのマッチングに工夫を凝らしているのが、年代限定の街コンです。

大人の街、有楽町で行われる『大人の街コン@有楽町』は、30~39才までの女性と、30~45才までの男性を対象としています。とにかく“大人”押しのこの街コンなら、あらかじめ参加する人の層が想像しやすいですよね。

20代の女性と30代の男性をマッチングする年の差コンや、年上女性好きの男子、年下好きの女性のための街コンなど、年代を細分化した上でターゲットを絞り、そのイメージに合う街で合コンを開催するジェネ(ジェネレーション)街コンなら、無理なく対象とするお相手に出会う確率が高いですよね。

そのほかにも、街ぐるみでなくとも、1店舗のみで開催されるプチ街コン、店舗のコンセプトに合ったイベントと絡めるイベント系街コンが増えているようです。働き方を切り口にした平日休みコンは、美容師やサービス業、シフト制の仕事をしていて「土日に休めない」人たちの出会いをマッチングしています。休みが合わないというのも恋愛や交際がうまく行かない理由のひとつなので、こうした問題を解決してくれるのはうれしいですよね。ブームが去ったいま、街コンは婚活パーティーと同様、様々な工夫を凝らした特徴を持ったものでないと生き残れない時代になっているのです。

共通の趣味でマッチング!趣味コン

もともと街コンは、よりカジュアルな婚活として広い世代に受け入れられてきました。街コンのメリットを整理すると、

  • 合コンより参加人数が多い
  • 気楽に複数の異性と交流できる
  • 気に入った相手がいればそのまま二次会へ行きやすい
  • 気に入った相手がいなければ店を移動できる
  • 複数店舗で食べ歩き&飲み歩きができる
  • マッチングサービスや結婚相談所より自然な出会い方ができる

こんな点が挙げられるでしょう。

こうしたメリットに+αを加えたのが進化形街コンです。最近ひとを多く集めているのが、「街ありき」ではなく共通の趣味を持つ人同士が集まりやすいようにイベントを設定する趣味コンです。男女問わず人気のアクティビティ、登山やトレッキング、ハイキングを通して、出会いを楽しむ山コンが全国各地で開催されています。一例を紹介すると、関東の気軽に登れる山の代名詞、高尾山での登山コン、旧跡、名所をめぐる鎌倉トレッキングコン、風光明媚な観光地を歩く京都・嵐山ハイキングコンなど、趣味+「行ってみたい街、土地」の組み合わせで行われる街コンが人気を博しています。

そんなに山登り人口って多いの?と思いますが、山でなくても山コン、なんとボルダリングコンも全国各地で開催されています。室内で行うボルダリングなら気軽に参加が可能です。新宿で行われている「新宿ボルダリングコン」では、男性の参加年齢を28歳~35歳、女性の年齢を24~3歳に設定し、年上男性×年下女性を売り文句にしています。山コンなどのアクティビティ街コン全般に言えることですが、男性がリードしやすい、運動を一緒にすることでお互いを良く知り合えるというメリットがあるようです。

フットサルなどのスポーツ系趣味コンも人気がありますが、なかにはサバイバルゲームで盛り上がるサバゲーコンも。サバゲーで仲間を仕切る姿にきゅんときたり、自分を守ってくれた男性に恋をしてしまうなんてこともありそうですよね。スポーツやアクティビティは共通の趣味で盛り上がれることに加えて、“素の自分”が出やすいので、その後の発展性も高いようです。

ブームが去った今こそチャンス!結婚したい!を叶える街コン活用法

「街コン」が一躍脚光を浴びたのは、5,6年ほど前のことでした。“街コンの元祖”と言われる栃木県・宇都宮の「宮コン」が、2ヵ月に一度、2000人を超える参加者を集めて“メガ街コン”と呼ばれ、全国各地でこれに習うイベントが次々に開催されました。晩婚化、少子化、人口減少に悩む地方都市も地域活性イベントにちょうど良いと、大々的に街コンを行っていました。

街コンブームが加速する一方で、見よう見まねで始めたイベントが急に中止になったり、参加者の男女比が大きく片寄ってしまったりしたというニュースも聞かれるように。

真剣に婚活をしている人にとって街コンは「出会えない」「お金の無駄」というイメージがついてしまったのもこの頃かもしれません。

ブームはいつか終わるもの。目新しさがなくなった街コンは、逆に「出会いの定番」として定着した感もあります。

街コンの元祖、宮コンは相変わらず多くの人々を集めていますし、はじめのうちはブームに乗っかるだけだった地域の街おこしもより考えられたものが増えています。環境省が「日本一星空の観測に適した場所」に認定したという長野県阿智村で行われる『宙コン@阿智村 ~日本一の星空と満月、1泊2日の恋旅~』はそんな取り組みのひとつでしょう。日本一の星空の村でロマンチックな出会いを!都会ではめったに見ることのできない満天の星が見られるツアーにも行けて、運命の人が見つかるかも?と思えば、これはかなりお得な街コンと言えるのではないでしょうか。

いまだからこそ行ってみたい街コンが気になった人は、全国の街コンを検索するサイトや紹介サイトを覗いてみてください。今回紹介した以外にもたくさんの進化形街コンがあることに驚くと思います。ブームが落ち着いたいまだからこそ、参加者も街コンでの出会いを真剣に考えている人が増えています。“あえて”の街コン、行ってみましょう!