高スペックなのに負け組!?39歳女医が語る婚活の理想と現実

女医の結婚観、理想と現実。看護師との知られざる関係・・・・・・。

39歳、医師。人生の節目の年齢を迎えたある女性に話を聞きました。

女医はモテそうでモテない職業No.1?

「収入が少ない人は結婚に踏み切れない」

晩婚化は若者の収入減、貧困に原因があると言うのが定説です。たしかに、いざ結婚!?と思っても先立つものがなくて「一人前になってから」とプロポーズを先延ばしにする男性は多いようですし、「じゃあ一人前っていつ?」と煮え切らない男性に愛想を尽かしてしまう女性の話も良く聞きます。

「お金」は大きな問題ですが、非正規社員の問題とはまた別に、お金があっても結婚できない人たちがいます。キャリアもお金も、手に職もあって、世の中に誇れる立派な職業なのに、なぜか結婚できない人たち。

それが “女医”です。

大きく括っては失礼ですが、女性医師の未婚率は、総務省「就業構造基本調査」を基にした職業別50歳未婚率データでも、上位にランキングされています。男性お医者様はと言うと、世間のイメージ通り引く手あまた。男女の格差がこれほどはっきりしているのは、医師だけでしょう。

「ナースは敵でしかないから」(39歳女性、医師)

同じ職場で働く、看護師たちも女医とは比べものにならないほど結婚の近くにいます。忙しすぎて出会いがないという問題はあっても、夜勤明けに合コンに出かけ出会いを作り、ひとたび婚活に打って出れば、男性からの注目を集める存在に。面倒見がいい、献身的だというイメージから、看護師、ナースは男の憧れ。人気の職業なのです。

ナースは敵でしかないから

39歳、未婚の女医が言います。

彼女は、以前付き合っていた男性医師を看護師に奪われた経験があると言います。

「ドクターからしても、恋人はナースから探すってのは珍しいことじゃないないんじゃないかな。あるところまでは仕事のことわかってくれるし、かと言って仕事の中身まではわかってないし」

男性の立場からすると、“女医”という響きもそそられるものがあるのですが、同業は「わかり過ぎちゃう」から難しく、看護師に目移りする男性医師も少なくないのだとか。

女医と看護師の間にある種の緊張状態があるというのは、ドラマの中だけの話かと思っていましたが、うわべは仲よさそうに接していても、お互いに腹に一物抱えているというのが本音のようです。

看護師にしてみれば肩肘張って仕事をしている女医は、その技術や知識を尊敬しても、女子としては格下だと思っている。「結婚だけが幸せじゃないですもんね」と、悪意なく?自分とは別の人種だと線引きしているのです。

お互いを格付けし合う女医と看護師

一方、女医は女医で、同じ医療の現場にいながら、役割の違う看護師たちを、そのありがたさや大変さを認めながらもどこか下に見てしまう傾向にあるようです。同業同士は難しいと言っても、一番身近な異性である男性医師は、出会いの少ない女医にとっては貴重な恋愛対象。その獲物を横取りしていくわけですから、「何しに病院に来てるんだか?」と悪態をつきたくなる気持ちもわかります。

「婚活してるんだよね。結婚相談所に入って、何人かとお会いしたけど、変な人しかいなかった。え?私が変?そりゃそうなんだけどさ。盲動したら結婚できるかわからない」

再び39歳女医の話です。

恋人がいたこともあったけど、しばらくいない。旦那さんが欲しいというよりは、子どもが欲しい。医師であるが故に、年齢による出産リスクは痛いほどわかっています。

「男も女も若い方がいい」「もうギリギリというか間に合ってないんだけどね」

ベストは、地方にある実家の病院を継いでくれる人。入会した結婚相談所は、「医師専用」をうたっているので、手っ取り早いと期待を抱きました。

「医師専用のはずなんだけど本当に医者?って人もいるんだよね。医師免許はあるけど医者じゃないとか、実はただの会社経営者だったり」

彼女の話がどれくらい正確かはわかりませんが、定期的にマッチング情報が送られてくるものの、“候補”となるお相手は数えるほどだと言います。

「それに結構大変なんだよ。休みはあんまりないし、結構疲れて家でゆっくりしていたいんだけど、婚活があるとそうも言ってられないし。それで、会った人が残念な人だったら休日を返して欲しいって思う」

医師の仕事が激務なのは想像できますが、勤務医である彼女は、「忙しくしたければいくらでも」働けると言います。帰宅はほぼ22時オーバー、夜勤は月5回。話を聞いていて、「そりゃ出会いもないよな」と思いました。学生時代は勉強に明け暮れ、国家試験に受かるまでまた勉強。スタートラインに立った時点で命の重さを背負うことになり、しかも仏の社会人より年齢は上。病院という閉ざされた空間で働き、休みも不規則。

「病院から出ないから、同僚か患者さんとしか話してないとか平気である」

病院によって、勤務医か開業医かによっても大きく違うと思いますが、女性医師の未婚率が高いのもうなずけます。

得するのは結局できる女より面倒見のいい女?

あるドラマで、周りから羨まれるほど充実しているように見える美人女医が、出会いの少なさから婚活パーティーに参加するというお話がありました。
パーティーは料理教室形式で展開します。一緒のグループに、いろいろとよく気がつく女性がいました。料理を作る間、女医は料理に慣れていない男性にもテキパキと指示を出し、みんなから尊敬を集めます。

「これはもらった」

そう思っていたら、告白タイムで男性の連絡先を搔っ攫っていったのは、かいがいしく男性陣をフォローして回っていた、あのよく気がつく女性の方でした。

「お医者様なんですね。実は私看護師なんですよ」

帰り際に女性が衝撃の一言。

「男はやっぱりナースが好き」

見たのはほんの一部ですが、そんな内容でした。手術をしているかのように、周りを使って料理を完成へと導いた女医でしたが、お料理コンの目的はもちろん料理だけではありません。すべての女医にもし十分な出会いがあっても、結婚する人が増えるのかというと、それもまた別問題のような気もします。

 

「だから、もっと管理してくれる結婚相談所に変えようと思って」

あと数ヵ月で40歳。それまでと言うのは無理かもしれないけど、結婚はしたい。子どももまだ諦めていません。

「相手は医者の方がいろいろ説明しなくてもわかってくれるから医者がいいけど、そもそも医者に絞るからダメってことなら別の職業でも全然いい」

彼女が求めているのは結婚に結びつく助言を与えてくれるアドバイザー。マッチングシステムやネット完結型サービスなど、「自分でなんとかできる人」向けのサービスは充実してきましたが、そもそも「結婚相手を自力で探せない人」が、自分で理想の相手を探して選び取るのは難しい話です。

コンシェルジュ、アドバイザー、呼び名はさまざまですが、アドバイスをくれる人との相性もあるので、ここはとにかく登録して通ってみるしかなさそうです。

「恋愛も婚活も自分が思うようにやってうまく行ったことがないから、全部丸投げしたい。教えてくれる人が欲しい」

そんな彼女は、しばらく休憩したあと、今度は婚活を総合的にサポートしてくれる結婚相談所でまた婚活を始めると言います。

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